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午後、育児復帰支援セミナーに参加してきました。

29年1月からの「育児・介護休業法」改正で、私たちも法改正情報を出したりご相談を受けたりしていますが、中小企業で実際に育児休業を取得し、復帰する際にはどんなことに気を付ければよいのか、どんな補助があるのかなど、気になるところだと思います。
顧問先にも育児休業から復帰して働かれている社員さんが多数おられますが、セミナーを通していろいろな事例や方法など学べたらと思ったのと、これから女性社員の活躍を積極的に推進していきたいと考えておられる顧問先への情報提供のひとつとして役立てられればと思い、参加しました。

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セミナーの内容は、中小企業は人材確保・人材定着が課題であり、そのためには育児休業制度の周知や復帰できる環境の充実が大切だというものでした。
中でも今回は「育児復帰支援セミナー」という名前のとおり、復帰支援の方法、具体例についてでした。
育児復帰支援には3つのステップがあり、これは育児プランナーの方々が実際に支援する際に活用する方法だそうです。
①法で定められている措置・制度の整備
②対象者の希望や育児環境等の確認
③職場の状況を確認し、マネジメント内容を検討
会社に必要な措置がなんなのかをチェックリストでチェックし、また制度をどのように周知していけばいいのかを確認し、育児休業を行なう社員へ面談を行う際には面談シートを活用する、そしてそれぞれケース毎に(例えば育休を取るのが有期契約労働者なのか、専門性の高い仕事に就いている人なのか、またその会社では代替要員の確保が難しい状況なのか、等)モデルプランを決めて支援方法を策定していくようです。
実際の事例が4社ほど紹介されましたが、そのうちの1つは、事例企業の担当者が来られていて講師からの質問に直接答えるという形式だったので、趣向が凝らされているなと感じました。
今回のセミナーで、育児プランナーによる支援(無料で利用できること)や、実例を交えながら会社に復帰支援制度を導入・周知・運用していく流れを聞けてとても有意義でした。
会社ごとにさまざまな社風があり、社員たちの意識の違いもあり、導入するまでには相応の苦労や失敗もあったかと思うので、そういったお話も聞きたかったなぁ、とは感じたものの、顧問先へのご提案、情報提供に役立てられる内容で大変実になる時間だったと思います。
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by office-quartette | 2016-08-05 17:01 | 仕事日記

社労士事務所“カルテット”がつづる日常


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