日曜の夜、
皆様いかがお過ごしでしょうか?
中央労働災害防止協会、通称「中災防」が主催する
「管理監督者・職場リーダーのためのラインケアセミナー」
に行って参りました。
で、なぜに広島、といいますと、
九州の中災防で開催していないから。
待っていればそのうち開催するのかもしれませんが、
当事務所にもキャリアパスというものがございまして、
その待っている時間がもったいない…。
そんな理由でございます。
午前中は座学中心。
メンタルヘルスマネジメントを勉強していたのが
まさに予習になった感じ。
おかげで講義の内容も割とすんなり頭に入ってきました。
ただ、勉強した、といっても去年の10月ことで
かれこれ半年以上たっているので
忘れている部分も多々あったり、
復習の意味でも大変良い時間になりました。
職場でのメンタルヘルス対策を考える際
常に頭の片隅に置いておかなければならないのは
「労働者の心の保持増進のための指針」。
これを機に今一度読み返してみようと思います。
午後は
「積極的傾聴法の基本と実習」
グループワーク実習でした。
「傾聴」といえば、産業カウンセラーなどの講座で
その技能・技法等を重点的に学ぶそうですが、
今回はそのさわりの部分、といったところでしょうか。
まぁやってみると人の話を『聴く』というのは
結合難しいんだな、と実感しました。
普段友人や代表との会話で話を聞く、というのとは
違うんですね。
講師の方がおっしゃっていましたが、
傾聴は傾聴、会話は会話であって
会話の場面で毎度毎度傾聴してたら
身が持ちません、と。
………納得です。
グループワークでは一人一人悩み事を出して
それぞれ聴き手、観察者になって進めていったのですが
私あんまり悩み事がないもんですから
「いやぁ、お昼に広島のラーメン食べたかったんですけど
なぜか博多のラーメンになりまして…」(※参照)
と、他の方が深刻な悩みを話す中で
聴き手も頭をかいてしまうような
どうしようもないつまらない話。
それでも、クリティカルな質問はあるんですね。
『あと1泊できれば、ですねぇ~』
という聞き手の言葉で
あー、そうか、そーすれば
ラーメンも食べれたし、ともすれば観光もできたかも、
とそれまで停滞していた頭の中にイメージがどんどん沸いて出て
言葉が次々とでてきた事に自分でもびっくりしました。
その『質問』ですが
観察者の役になったときに気づいたのは
話を広げる質問なのか、掘り下げる質問なのか。
特に話が堂々巡りなっているような場面では
考える必要があるのかなぁ、
と気づかされた次第です。
広島までわざわざ足を運んだ訳ですが
払った時間やお金よりも得るものは多かったかな、
と思える二日間になりました。
明日からまた仕事ですが、
事業所へ訪問する時などには
傾聴というのを頭の片隅におきながら
関わってみよう、と思います。
思い立ったらすぐ実践、
大切ですよね。
ではでは、
1413、石井でした。
久しぶりの修了証。中災防の会長は経団連の会長なんですね。
しかし、榊原さんといい、平岩さんといい、
出身高校から経団連の会長を2名も輩出しているんですねぇ、すごいなぁ…